約7年間に及ぶ、テック史に名を残した訴訟問題がついに終焉を迎えました!
この訴訟問題はAppleとSamsungが起こしたもので、2011年にAppleが「iPhoneのデザインをSamsungが盗用した」とSamsungを訴えたことから始まりました。
2012年にはAppleの勝訴が確定しましたが、その後Samsungは控訴したり、再審を求めたりと粘りに粘り、裁判はドロ沼状態のまま約7年が経過。
法律上では、特許侵害者が「全ての利益」を支払うことと定めていて、今回の裁判で争点となったのはこの法律に基づいてどれだけの賠償金を得られるのかというところ。
Apple側はデザインを盗用した携帯電話から得た利益全てを支払ってもらうことを主張していましたが、Samsung側は盗用した携帯電話にて得られた特定の部分に関連する利益での支払いをと主張していました。
とにかくSamsungは賠償金の減額を行うために必死。もちろん、会社やブランドを守らなくてはいけないから気持ちはわからないでもありません…。
それがなんと急転直下!ここにきてなぜか示談というかたちで終焉を迎えるのです!
示談金などの具体的な条件は不明ですが、ひとまず両者は和解に向けて歩み寄り始めたようです。
このままスムーズに示談が成立すればよいですが、どうなることやら…。
今後の両者の展開に注目が集まります。