Appleが「マップ」サービス改善のためにドローン活用を開始予定であることを発表しました。
このドローンを飛ばすための許可をアメリカの運輸省から得ることは非常に難しく、Apple以外の大手企業も申請行ったものの許可が下りなかった企業もいくつかありました。
Appleはこの計画を2年程前から進めていたようですが、この狭き門を突破したことになります。
Appleのマップサービスについて利用したことがある人ならわかると思いますが、「Googleマップ」と比較してしまうと精度や機能は劣っているのが現状です。
私が初めてiPhoneのマップアプリを見た時は失笑しました…。当時はマップとして求める最低限の機能を果たしていなかったのです。(もしかしたら当時騒がれていたマップのバグが問題だったのかもしれませんが…)
リリース開始からかなりの時間を経て、今では最低限の機能は果たせるようになったマップアプリですが、それでも「Googleマップ」と比較してしまうとまだまだ利用する気にならないのも現実です。
Appleはこれを機にマップの精度を高めるなど「Googleマップ」超えを目指していると思われますが、それが実現したとしても既にイメージづいてしまった「マップといえばGoogleマップ」という意識をどのようにしてAppleに向けていくのかも課題の一つです。
iPhoneを使っていて標準搭載のマップアプリを使いこなせないのもなんだかもったいない気もするので、今後どこまで成長してくれるのか見届けたいですね!
なお、ドローンを活用したAppleのマップ製作にあたり、収集したデータ内のナンバープレートや人物の顔などについては、個人情報保護の観点からマップとして公開する前に全てぼかす予定となっているそうです。