最近iPhoneでもウイルスに関する話題がちらほらとあがってきていますよね。
そんな中、気になるのはウイルス対策系アプリです。
有名どころではウイルスバスターモバイル、ノートンモバイルセキュリティ、カスペルスキーセーフブラウザといったアプリがありますが、
ウイルス関連の対策機能があるとすればフィッシング詐欺サイトや、不正サイトをブロックしたりする程度で、実はウイルスを検出する機能というのは無いんです。
なぜかというと、iOSのシステムはセキュリティーソフトを作っているメーカーに情報を公開していないからだそうです。一言で言うなら”iPhoneでウイルス検知ができるアプリは存在しない”ということになります。
そんな中、先日「Mobile protection :Clean & Security VPN」という聞いたことも無いようなセキュリティーアプリが、ウイルス検知ができると謳い公開されていたことはご存知でしょうか。
アプリをダウンロードし「無料トライアル」に進むとTouch IDが表示され、そのまま認証してしまうと1週間に約1万円の支払いが発生するという恐ろしい内容のものでした。
このアプリは現在削除されていますが、この手口でなんと月に900万円近くを売り上げていたというから驚きです。
みなさんも「ウイルス検知」や「駆除アプリ」と紹介されているようなアプリは絶対ダウンロードしないように気をつけてくださいね!