最近iPhoneユーザーの間で、ブラウジング中に警告画面が表示され、ウイルス対策系アプリのインストールを促されるといった報告が上がっています。
■現在までに報告されている警告画面の内容(概要)
・バッテリーが損傷しています
・ウイルスを検出しました
・3つのウイルス感染をブロックしました
・ウイルスに感染した可能性があります
・iPhoneが乗っ取られました
ただ、先にお話しておくとiPhone自体にウイルスを検知する機能はありません。
これはアプリのインストールを促し、利用を開始するとお試し期間終了後に発生する課金を目的としたもので、複数のアプリで上記内容の警告画面を模した広告が出されています。
アプリによっては毎月3,000円程の課金が発生するものや、1週間毎に1,000円の課金が発生するようなもの様々あるようです。
アプリ自体の品質はわかりませんが、事実とは異なる情報によって利用者を増やそうとしている時点で完全にアウトです。
もし、ブラウジング中に上記にて紹介したような警告画面が出た場合は、以下の方法で対処を行ってください。
■警告画面が表示されている場合
・該当のタブを閉じる(Safariの場合ブラウザ右下に表示されている四角が重なったようなアイコンをタップ)
・アプリのインストールをしない
■アプリをインストールしてしまった場合
・アプリをインストールしてしまった場合は削除する
・課金につながるような手続きを行わない
・アプリ内では個人情報を入力しない
・万が一課金手続きをしてしまった場合は該当アプリの解約手続きを行う(課金が発生したものに関しては原則返金されません)
【解約方法】設定>「iTunes Store & App Store」をタップ>「Apple ID:xxxxxxxxxxx@xxxxx」をタップ>「Apple IDを表示」をタップし指紋認証もしくはパスワードを入力>アカウント内の「登録」をタップ>有料契約を解約したいアプリをタップ>「登録をキャンセする」をタップ後「確認」をタップ
一番怖いのは悪質アプリと気づかず登録時に個人情報を入力してしまうこと。
氏名、住所、電話番号、クレジットカード情報などを入力してしまうと架空請求などの被害にもあいかねませんので、絶対に入力しないように注意してくださいね!