韓国警察が10億ウォン(約1億円分)のニセApple製品が密輸されていることに気付き阻止しました。
密輸されたのはニセApple製の充電器やケーブルといったアクセサリ類で、中国から持ちこまれたと見られています。
今回の一件でAppleのアジア太平洋地区総責任者であるドナルド・シュラーン氏は、韓国プチョン市の警察署へ出向き感謝状を贈呈する予定を示しています。
密輸した犯人については詐欺罪と商標権侵害の容疑で逮捕されていて、現在は密輸ルートの解明が進められています。
中国では日々大量のニセ商品が製造され、私たちの生活にもその影は忍び寄っています。
Amazonでは2019年1月4日以降、Appleとの直販契約によってアクセサリ類などがすべて正規品となっていますが、少し前までは「正規品を買ったはずなのにニセモノが届いた」というトラブルが多数報告されており問題となっていました。
特にAppleアクセサリ類で一番怖いのは、発火などの事故。ニセ商品と知らずに使用した結果、重大な事故に繋がることもあります。
これらのニセApple製品はブランドイメージを大きく損ねるだけでなく、訴えられるリスクや売り上げへの影響もあるため、Appleにとってはとても深刻な問題です。
今は色々な情報が簡単に手に入るため、ついつい少しでも安いものを購入しようと必死になって調べてしまいますが、私たちも安い商品を探すばかりではなく、信頼できる購入場所を探していく必要がありそうです。