iPhoneやApple Watchがヘリウムガスで気絶?!でも1週間後には回復するらしい。

ヘリウムガスが充満する空間にiPhoneやApple Watchを置いておくと、電源が落ちて動作しなくなるというニュースがSNS等で話題になっています。

この件についてAppleはApple製品とヘリウムなどのガスと接触について注意を呼びかけています。

この問題が発覚したのは、アメリカのシカゴ近郊にある病院。

MRIの設置作業を行なっていた作業員が所有する複数のApple製品が、作業後に動作しなくなる事象が発生したことから始まりました。

この時一緒にいた他の作業員が所有するAndroid製品には影響がなかったと言います。

当初はMRIの磁気による影響によるものではないかと思われましたが、この事象について作業員がアメリカの巨大掲示板「Reddit」に投稿したところ、ヘリウムガスの問題ではないかというコメントが返ってきました。

その情報をもとに作業員が確認してみたところ、MRIの設置時に液体ヘリウムが120程リットル流出しており、その際気化して膨張したヘリウムガスの量は9万リットルにも及んだことが判明。

このヘリウムが一部のiPhoneで採用されていたSiTime製の発振器に影響し、所有していたiPhoneたちがまるで気絶したかのように電源が落ち、動かなくなってしまったようです。

この事象についてAppleは電源に接続せず1週間放置後、完全に放電した上で電源に接続し、1時間程度充電を行うことで正常に動作するとアナウンスしています。

「それは良かった!」と言いたいところですが…

1週間iPhone使えないのは辛いですね(苦笑)。

皆さんも、普段はなかなかないとは思いますがヘリウムガスを使用する風船や吸引タイプの変声機を使用するパーティーシーンなどではご注意ください。

TOP