2020年3月25日の始発以降、北海道新幹線の全区間のトンネル内で携帯電話が繋がるようになります!
利用可能となるのはソフトバンク株式会社(ワイモバイルを含む)、株式会社NTTドコモ、KDDI株式会社の大手3キャリア。
今回拡大されたサービスエリア区間は、北海道新幹線 の「新青森駅~青函トンネル(青森県側入り口)」間と、「青函トンネル(北海道側入り口)~新函館北斗駅(手前)」間で、総延長距離は約30kmとなっています。
東北新幹線は青森にある「新青森駅」~北海道の新函館北斗駅を繋いでいて、その距離は約149km。
そのうちトンネル全体の総距離は約97kmになるため、全体の32%程をカバーする大きな工事だったことがわかります。
この工事はトンネルなどの人工的な構築物により電波が遮へいされている場所で携帯電話などが利用できるよう促す「電波遮へい対策事業」に基づいて行われており、補助金を活用して工事を行ったということです。
昨今増えている災害等の影響で、もしもに備えた対策がどんどん増えていますね。
被災する人たちのほとんどは「まさか」と思うような経験をしている人たちです。
想像したくもありませんが、現実には新幹線に乗っている時でもその「まさか」が起こることも十分あり得ます。
今回のトンネル全区間で携帯電話の利用が可能となったことにより、今までよりも安心して利用できるようになりそうです。