Appleの創始者である故スティーブ・ジョブズの夫人であるローレン・パウエル・ジョブズに対し、ドナルド・トランプ米大統領が名指しで批判をし注目されています。
ローレン・パウエル・ジョブズは慈善団体エマーソン・コレクティブの創設や、
貧困や家庭環境の問題で大学への進学が難しい子どもたちを支援するカレッジトラックの創設、エマーソン・コレクティブを通しアメリカの米国最古の雑誌の一つである「The Atlantic」を買収したりと実業家としても超のつく有名人で、業界にも大きな影響力持っていると言われています。故スティーブ・ジョブズから相続したAppleの株も多く保有しており、ディズニーの株も個人筆頭株主なんだそうです。
そんな彼女がなぜトランプ大統領に批判されたのか。
それはローレン・パウエル・ジョブズがTwitterで民主党の大統領候補であるジョー・バイデン陣営に50万ドル(約5,300万円)を寄付したことをツイートしたことがきっかけ。
トランプ大統領は雑誌「The Atlantic」で自身が軍人を侮蔑する暴言を吐いたとする記事を掲載されたこと、その記事をジョー・バイデンが取り上げトランプ大統領を追い詰めていることを運営会社となっているエマーソン・コレクティブと関連付けたようです。
トランプ大統領はTwitterで「スティーブ・ジョブズ氏は妻で詐欺師(ゴールドバーグ)の運営する衰退した急進左派誌に無駄遣いしていること、偽のニュースと憎悪を噴出させたことに不満を持つだろう。 彼女に電話し、彼女に手紙で、あなたの気持ちを知らせるといい!!!」と言い放ちました。
今回のツイートに対し彼女はアクションを起こしていないようですが、慈善団体の創設や、貧困家庭などの進学支援をするような彼女は貧困者や人種マイノリティ達が差別により投票妨害などをされている実情を知った上で、郵送投票に反発しているトランプ大統領に対し、私達(国民)の声を奪っていると批判していました。