コロナ禍で家での勉強やリモートワークに切り替えたという人も多くなりましたよね。
その影響でイヤホンを使って作業する人も増えて耳に関するトラブルが多く起こっているそうです。
耳鼻科医の前田陽平さん(@ent_univ_)がTwitterで、仕事や勉強といったシーンでイヤホンを長時間使用することにより外耳炎になる方を多く見かけるといった内容のツイートをしています。
ひどくなるとカビが原因となる真菌症になる場合もあると言っています。
私自身もちょうどコロナ禍でお家時間が増えたあたりから耳の不調を感じていて、考えてみれば長いときだと1日8時間ほどイヤホンを使っていたことに気づきました。
私が使っているのがカナル型イヤホンで、シリコンに覆われたイヤホンを耳の穴に挿入して使うタイプのものなのですが、汗が原因なのか、シリコンやラバー系のアレルギーなのか、外した後にしばらく耳にツンツンとした刺激の強いかゆみがおこることがありました。
対策として仕事のときには家族から借りたヘッドセットを使う、家事などを行う時はネックバンド付きのカナル型イヤホンを使う(掃除機やレイコップ、皿洗いだと音が聞き取りにくいので)という風に使うシーンによって変えています。これによってだいぶ耳の不快感も落ち着きます。
もちろん一番いいのは耳をふさがないタイプのイヤホンで、外耳炎や真菌症の予防の他にも鼓膜への負担も少なくしてくれることで耳への負担も少なくしてくれます。
耳を塞がないタイプで言うと主流となるのが骨伝導式のイヤホンで、耳を全く塞がないので周囲の音を聞きながら作業することができます。
デメリットとして音への没入感の低さや音漏れのしやすさがありますので、周囲の音を遮断して集中したいという方にはヘッドホンもオススメです。
ただ、耳への負担が少なくなるからと言って、大きい音量で長時間使用すると聴力の低下や難聴になったり(一般的に言われるヘッドホン・イヤホン難聴)します。
イヤホンの正しい使い方についても見直すタイミングなのかもしれませんね。
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