自分の声をもとに生成したデータで音声合成ができちゃうアプリ「コエステーション」が東芝ソリューションからリリースされています。
自社で開発したコミュニケーションAI「RECAIUS(リカイアス)」の音声合成技術を利用し、指定の文章を何度か読み上げることで声の特徴を学習させ「コエ」を生成することができるようになるというアプリ。
精度は読み上げたデータが増えるごとに高まっていきます。
分かりやすくいえば、「自分の声をもとにSiriみたいな音声が作れちゃうアプリ」と言う感じでしょうか。
自動で生成された自分の「コエ」は、任意のテキストを読み上げることができたり、年齢や明るさなどの調節も可能。
「コエ」の作成に必要な時間は25分程度で、読み上げ時は静かな環境でイヤフォンマイクを使い読み上げることが推奨されています。
作成された「コエ」はSNSでシェアしたり、工夫して使うことで動画やプレゼンなどのナレーション、学習に使ったり、セリフの読み上げ、着信音にできるなど、使い方の可能性もどんどん広がっていきそうです。
なお、サービスの提供と同時に声主の権利保護や適切に利用されるよう仕組みづくり、犯罪対策にも取り掛かっていくとしています。