みなさんはユニコードコンソーシアム(Unicode Consortium)って知っていますか?
多言語文字コード、ユニコードを制定していてるアメリカの非営利団体で、毎年9~11月頃に新しい絵文字を追加しています。
そのユニコードコンソーシアムが、2019年の最終的な絵文字リストを取りまとめて承認段階に入りました。
2019年は230種類の絵文字が追加される予定となっています。
その絵文字の中にはAppleが2018年に提案したハーネスを付けた盲導犬、ハーネスをつけた補助犬、視覚障害者を表す白杖を持つ人、アメリカ手話で聴覚障害者を指す頬に指を当てた人、耳に取り付けた補聴器、電動車椅子に乗る人、手動車椅子に乗る人、電動義手、電動義足といった絵文字が含まれています。
また、ユーザーからリクエストの多かった黒人の肌の色を使った絵文字のバリエーションについても増えています。
使用頻度の高そうなものではあくびをする顔、飲食物系は氷、ワッフル、紙パック飲料、動物では人気の高いカワウソ、オランウータン、ナマケモノ、スカンク、フラミンゴ、その他にも環状の惑星、斧、血、聴診器なども追加予定となっています。
全て使いこなすというのはなかなか難しいですが、テキストと組み合わせて様々な状況に対応する絵文字が増えるということはこれからのインターネット上のコミュニケーションにおいては結構重要になってくるのかもしれませんね。
それにしても…最近顔文字より絵文字を使う人多くありませんか?
私はカラフルな文面が読みにくいので顔文字派なのですが、なんとなく周りとの差を感じ始めています。(笑)